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zoom RSS 花窟神社(三重県熊野市)

<<   作成日時 : 2011/10/05 15:35   >>

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日本書紀にも記されている日本最古ともいわれる花窟神社に来ました。社標も『日本最古花窟神社』。

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土と木々が普段行く神社と違う感じ。海に近いせいかな。

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社殿(参籠殿)をくぐりまして。

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この巨大な岩全体が花窟神社の御神体です。通常の神社の本殿に相当します。

神社名:花窟神社
鎮座地:三重県熊野市有馬町上地130
御祭神:伊弉冊尊、軻遇突智尊
例大祭:2月2日、10月2日(御綱掛け神事)

日本書記に「 一書曰伊弉冉尊火神(いざなみのみこと)を生み給う時に灼(や)かれて神退去(さり) ましぬ 故(か)れ紀伊国 熊野の有馬村に葬(かく)しまつる 土俗(くにびと)此神の魂(みたま)を祭るには 花の時に花を以って祭る 又鼓 吹幡旗(つづみふえはた)を用て歌い舞いて祭る」とあり、即ち当神社にして、其の由来するところ最も古く、花窟の名は増基法師が花を以て祭るより起これる名なり。

花窟神社は古来社殿なく、石巌壁立高さ45米。南に面し其の正面に壇を作り、玉垣で周う拝所を設く。此の窟の南に岩あり、軻遇突智神の神霊を祀る。此の神、伊弉冉尊の御子なれば王子の窟という旧藩主に於いて、此の霊地保護のため寛文9年9月、及び元禄8年11月四至限界御定書を下付し、且つ高札を建て殺生禁断を布令せられた。

又、昭和23年4月10日天皇陛下が皇太子殿下の当時、熊野地方御見学の途次御立寄りあらせられる。

この窟は伊弉冊尊の御葬所であり、季節の花を供え飾って尊を祀ったが、故に花窟との社号が付けられたと考えられる。 古来、花窟神社には神殿がなく、熊野灘に面した巨巌が伊弉冊尊の御神体とし、その下に玉砂利を敷きつめた祭場そして、王子の岩と呼ばれる高さ12メートル程の岩がある。この神が伊弉冊尊の御子であることから王子の窟の名の由来とされている。
花の窟・花窟神社公式HPより無断転載】


熊野本宮大社熊野速玉大社熊野那智大社の熊野三山に伊弉諾尊・伊弉冉尊夫婦が祀られているように、花の窟も熊野信仰と深く結びついています。もちろん世界文化遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の一部です。
個人的に、熊野三山を回るならここも行くべきかと。参拝客は多くないですがそれだけにじっくりお参りできますし、自然信仰に触れてこその熊野詣だと勝手に思っています。

森が多いこのあたりで、ここだけ岩がむき出しで変色しているように見えるのは、軻遇突智尊の火に焼かれたからという伝説。

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由緒にもありますが、昔は伊弉冊尊の御葬所(墓所)と考えられていたので社殿は無く、拝所のみがあったそうです。
墓所なので全国各地の神社をまとめた延喜式神名帳にも記載されておらず、式内社ではありません。
また墓所説も、伊弉冊尊が祀られたのは近くの産田神社のほうで、ここには軻遇突智尊が祀られていたという説も。

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石垣はかなり古びた感じ。社殿は新しそう。

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伊弉冊尊拝所の反対側には、軻遇突智尊が祀られています。

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花窟神社といえば年2度行われる御綱掛け神事。つい先日10月2日にもありました。
かつては朝廷からこの花の窟に幟が奉納されていたのですが、ある年その幟を載せた船が嵐に遭い花の窟へ届かなかった。そのため地元の人々が幟を模した縄を編み、御神体に掛けたのが始まりという。(うろ覚え)

この綱は通常時にどうなっているかというと。

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神社の外周にあるコンクリート製の杭らしきものに結び、

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柱で持ち上げて御神体まで張られています。
昔は木で支えていたのでしょうね。

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花窟神社御朱印。宮司さん不在時は神社向かいの売店「花の岩屋」にて、判子または書置きで頂けます。お守りなどもこちらでお求めになれます。
花の岩屋の営業日は不定期、主に土日と祭日に営業しています。お茶などを無料で頂けたり、御綱掛け神事で結ばれるあの綱の作り方パネルなどもありますので、是非寄ってください。
私が御朱印を頂いたときは、徒歩で熊野詣をしているご夫婦が休憩されていました。

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
 古事記にそって考えると島根県安来市のイザナミ神陵地が最も正しいのだとか。どちらが本当なんでしょうかね?
雲伯出雲
2011/10/13 20:18
いらっしゃい!
古事記を重視すると安来市の比婆山久米神社奥宮が神陵地が有力と思うのですが、宮内庁は神納峠を神陵地として立入禁止にしていますね。
ただ鳥取側にも伝承が残る場所が2つあり、広島県にも比婆山があり、おまけに滋賀県にも比婆之山もあったり。
個人的には諸説は置いといて、全部行きたいですね
新井
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2011/10/14 22:13

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