横根藤井神社(愛知県大府市)

かつて知多半島から熱田神社を経由し鎌倉街道(沓掛のあたり?)へ出る道があったらしく、その途中に鎮座しているのが横根の藤井神社です。

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熱田神社から街道っぽい道をたどっていくと、正願寺東の交差点に『藤井神社第一鳥居址』の石碑が。

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そこをくぐる?と神社につきあたります。

神社名:藤井神社
鎮座地:大府市横根町惣作二十番地
御祭神:天照大御神、須佐之男命
創建:白鳳時代末期
社格:七級社、旧郷社
神紋:上り藤
例祭:10月第2日曜日
境内社:天神社

かつてこの地に藤の木があり、その下から水が沸いており、そこは藤井の里と呼ばれ、社名を藤井大明神いわれた。鎌倉街道へと行き交う旅人は湧き水でのどを潤し、神社に安全を祈願し、里は宿場町として栄えたという。
しかし藤の木は枯れ、泉も涸れ、往事を偲ぶことはできない。

創建は伝説によれば約1300年前の白鳳時代末期。
また、建久2年(1191年)、源頼朝が亡き父・義朝の法要を営むために野間大坊へ向かう途中にこの地へ立ち寄り、神社を再建したとも伝えられている。
社宝の壷が鎌倉時代末期の作なので、そのころには存在していたのは確かなようだ。

御祭神は天照大御神、須佐之男命となっているが、本来は別の神様が祀られていた気もしないでもない。

ちなみに知多をさらに南へ行った、東浦町藤江の藤江神社はここより勧請されたという。御祭神は須佐之男命のみ。
また大府市追分にも藤井神社があり、社務所の方いわく、どちらが元祖かはっきりしないそうな。こちらの神紋は下り藤。

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拝殿?と、右にあるのは横根天神社。さらに右には集会所もある。

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左にはなにやら高台が。お祭りのときはこの上から餅が撒かれるそうだ。

御朱印について伺うも、当直の方はあまり詳しくなかったらしく、見つからなかった。ただ神紋のスタンプや、スタンプ台に御朱印らしき印影があったので、どこかにあるのかもしれない。
社務所は毎日曜日午前中に開いています。

境内の天神社の手前に「藤井の泉跡」の石碑があり、その文面によると知多には、藤井、生路、宮の井の三泉があるらしい。藤井はここ、生路は東浦の伊久智神社のあたり、宮の井はわからない……候補としては

半田市亀崎の神前神社の神の井:神武天皇に由緒
半田市乙川の海蔵寺の御所の井戸:持統天皇に由緒

知る限りはこのへん。

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